レンラッドのペダルシステム
レンラッドの大きな特徴の一つは,ランニングバイクの車体にペダルシステムを後付けできること.ここでは,その詳細についてご紹介いたします.
レンラッドのペダルシステム
お子さまがランニングバイクの操作に乗りなれたら,いよいよキッズバイク(ペダル付きの自転車)に挑戦しましょう! レンラッドなら,乗り慣れた車体にペダルシステムを搭載することで,その乗り慣れた車体でキッズバイクに挑戦できます.このペダルシステムは何度でも着脱できますので,ご兄弟・姉妹での乗り継ぎも勿論可能です.
それを可能にするのは,レンラッドがデザインされた工業大国ドイツ基準の高加工精度.ペダルシステムの組立(分解)は,一般の方でも,車体に同封された工具を用いて,30分程度で完了します.また,高加工精度の恩恵により,キッズバイクに組み立てた後の乗り味は本格的なスポーツバイクそのものです.
ペダルシステムの搭載方法
ランバイク・モードにペダルシステムを組み込んでキッズバイク・モードにステップアップする作業を要約すると,以下の手順になります.
1.ランバイクの車体を上下逆さまに設置 とても簡単なことですが,こうすることで以降の作業をスムーズに進めることができます.
2.ペダルシステムをフレームに挿入
3.専用ボルト & ナット(2本)でペダルシステムと車体を合体 フレームとペダルシステムには,あらかじめ固定用の穴が空けられています.その穴に専用の極太ボルト&ナットを挿入して,フレームとペダルシステムを固定します.
後は,4.後輪を外してチェーンを掛けて,5.チェーンカバーを装着して,6.ペダルを装着したら,完成となります.
コースターブレーキだから出来ること
レンラッドのペダルシステム組み立て(分解)は,リヤブレーキにコースターブレーキを採用しているため,類似他車と比較して遥かに容易です.その理由は……コースターブレーキにはケーブル類がないこと.そのためペダルシステムの組立てにあたってブレーキ関連部品を触る必要がありません(他車の場合,一度ブレーキケーブルを緩めてから組立て,再度ケーブル長を調節する必要があります).レンラッドのリヤブレーキがコースターなのは,そのためでもあります.
なお,このコースターブレーキは日本国内で広く使われている形式ではないため,その仕組みやメリットも広くは知られておりません(自転車店でも知らない場合があります).が,欧米では幼児車や街乗り自転車で広く用いられており,また日本のJIS規格にも項目のある正式なブレーキ形式です.日本の道路交通法にも適合した安全なブレーキです.安心してお使いください.